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こういうパターンもあるのか・・・と思った話。

とある行政書士の日常ブログ この記事は約 3 分で読めます。 199 Views

【ヘッダー画像について】

「消防職員との話し合いの最中に驚いている男性」

の画像を、AIに作ってもらいました。

男性が左手に持っているものが謎なんですが、なんか禍々しい感じがします。

あと、マグカップが燃えてるけどこれは・・・・。

 

【本題】

先日、民泊の手続きのため、とある消防署と協議をしてきました。

 

当局と協議をする目的はいろいろあるのですが、例えば

「申請や届出の内容について、法令に照らし合わせたら、どのように判断すべきか迷う余地があるとき」

なんかがスタンダードで、「協議の中でこれをはっきりさせよう」という目的で行うものですが、

「法令に照らし合わせても、どのように判断すべきか迷うことはないんだけど、勝手に決めたら怒られるから、協議という体裁ではっきりさせたいとき」

なんかも協議を行います。

要は

「正解は分かってるから協議する必要はないんだけど”知らない内に勝手に進めた”と後から言われないために、筋を通しに来ました。」

ということなんですね。

だから、口には出さないんですけど、

「ちゃんと筋を通しに来たことを、署内で記録を残しておいて下さいね、わざわざ来たんだから。」

ということを暗に言いたいわけ。

 

で、この時もそういう目的で協議をしに行ったんですけれど、協議が終わってから担当者さんから

「先生、今日の協議内容をまとめてメールで送って下さい。」

「協議内容をそちらが正しく理解しているか確認したいので。」

と言われました。

 

こういうことを初めて言われたので驚いてしまって、「あ、ハイ・・・・・」となってしまったんですが。

 

上手いな~

 

と思いました。

仰るように、協議内容を正しく理解しているか確認する方法としてはこれ以上の方法はないし、もし「抜け」や「間違い」があっても訂正しやすい。

そして、内容が正しければ

「印刷してファイルに挟み込むだけでいい」

これは楽だ。

しかも、将来何かあっても「自分が作った協議録でこう書いているのに、なんで違うことしたん?」と詰めることもできる。

すばらしい。

 

ただ、市民側はめんどくさいでしょうね、こういうの作り慣れていないと大変だな・・・。

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