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簡易宿所・旅館業の許可手続きについて 京都市編 その6「客室の構造 その1 旅館・ホテルの場合」

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ここでは、京都市内で「簡易宿所」や「旅館」の許可を得る手続きについて説明していきます。

今日のテーマは、「客室の構造」についてです。

今回は、旅館・ホテル営業での客室の構造について説明します。

 

■客室の構造の条件(旅館・ホテル営業)

①客室と他の客室、客室と客室以外との境は、壁、板戸、ふすま等(固定されたもの)で区画され ていること。
出入口及び窓は、鍵を掛けることができること。
客室の外部から内部を見通せないこと。

■客室の床面積の条件(旅館・ホテル営業)

①床面積
利用者が使用する部屋の床面積を指し、洗面台、流し台、収納等の面積は除く。
ベッドを置く場合は、各客室9㎡以上必要。
ベッドを置かない(布団を敷く)場合は7㎡以上必要。

②定員(寝室の面積)
ベッドを置く場合、寝室の面積は定員1名あたり4.5㎡以上必要。
ベッドを置かない(布団を敷く)場合は定員1名あたり3.3㎡以上必要。
なお、寝室の面積は、寝室にあたる客室の面積から、寝室として使えない面積(出入口の戸の可動域等)を除いて計算する。

③窓面積
客室の床面積の1/8以上の採光窓が必要。

 

次回は、簡易宿所営業における客室の構造等の条件を説明します。

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