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パチンコ屋さん時代の思い出 その11

旅行

元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話的なことを書くコーナーです。

 

今日のお話は、「パチンコ業界と旅行」です。

今は昔ほど景気も良くないので、同じではないと思いますが・・・

まあ、楽しいこともありましたね。

 

先日お話しした社員旅行は全社員でしたが、そのほか、優秀社員?という感じでラスベガスに連れて行ってもらいました。

 

ラスベガス旅行とは言っても、遊んでばかりではなく、ちゃんと研修が毎日デイタイムにありました。

ネバダ大学ラスベガス校のゲーミング学科の特別授業を受けるというプログラムでした。

ここではカジノ経営を学問的に研究していて、当時は「日本のパチンコとは違うな」と思ったものです。

 

まあ、とは言え旅行です。

授業以外の時間はただただカジノでしたね。

授業と食事が終わったら一度寝て、夜に目が覚めたらカジノ。

カジノは24時間営業ですし、ホテルの部屋から下に降りればすぐカジノですから。

ちなみに、この時はわずかに勝って帰ることができました。

 

他に、「組合旅行」というものがありました。

パチンコ店は、地域ごとに同業者の組合を作っています。(一部例外もありますが)

目的は、主に
①共通の課題に協力して取り組む(=警察権力との関係性)
②新規参入の対応(=参入を困難にする)
③競合の調整(=同業者同士仲良くしましょう)
です。

③の一環として「店舗オーナーや責任者で旅行に行きましょう」というのがありまして、いろいろ国内外に連れて行ってもらいました。

個人的には屋久島と韓国が良かったです。

 

屋久島は、「日本にこんな風景があるのか」と感動しました、印象深かったですね。

 

韓国は・・・・正直、ロッテホテルのカジノしか記憶にありません。
韓国のカジノは、アメリカのカジノと違って、小さいし客も少ないです。

理由は簡単です。
韓国のカジノは、自国民が利用できないからです。
いくら旅行者が多いと言っても、旅行者全員がカジノを利用するわけじゃない。
となると、

諸外国のカジノほど売り上げが上がらない。

売り上げが上がらないから、客に返せない。

客は面白くないから、ますます利用者は減る。

こんな感じです。

日本にも「IR」の中核施設としてカジノができる方向ですよね。
カジノを置くことについて、正直どちらでもいいのですが、置くなら自国民にも利用させないと経営的に破綻するのは目に見えています。

 

話がそれてしまいました。

 

ちなみに、遊べる時間が少なかったのですが、韓国のカジノでも10万円ほど勝って帰りました。

なお、このお金は日本のパチンコ屋さんであっという間になくなりました。

 

旅行のカジノでは勝てて、パチンコでは勝てない。

なぜなのか?

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