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民泊の手続きで直面する消防分野の専門用語を超簡単に解説⑤

消防水利

ご注意:「超簡単」にこだわったので、表現に厳密性を欠いているおそれがあります。
(正しい知識を得たい方は、消防署、消防設備業者、消防設備士など、ちゃんとしたところにお尋ねください。)

 

離隔距離(りかくきょり)
給湯器やコンロなどの「火気設備」や「火気器具」が可燃物の近くに設置されていると危ないから、距離を空けなさいよ、ということ。
設備ごとに離すべき距離が異なる。設置場所付近の材質が不燃物かどうかでも変わってくる。
器具そのものに注意書きがあるか、取扱説明書に記載があるので、見たほうが早い。
特に給湯器は、
・室内の空気を吸って室内に排気するタイプ
・室内の空気を吸って室外に排気するタイプ
・室外の空気を吸って室外に排気するタイプ
で離隔距離が変わりまして、私は見分けることができるようになりました。
素ビルを民泊に変えようとして、とんでもない場所に給湯器を取り付ける人がいるので困ります。

 

防炎物品(ぼうえんぶっぴん)
文字面を見ると「炎を防ぎそう」ですが、そんなことはなく、「燃えにくい加工がしてある」製品のこと。
民泊分野だと、カーテン、カーペット、タペストリー、布製ブラインドなど、備え付ける布製品は防炎物品でないといけない。
防炎物品かどうか判断するのに、「防炎ラベル」を確認する。
さすがにトイレの床に敷くような小さなものまでは求められることはないが、だいたい1㎡以上の大きさの布製品は要チェック。
防炎ラベル

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