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契約書の作成

とある行政書士の日常ブログ 契約・契約書 行政書士について この記事は約 2 分で読めます。 662 Views
契約書

「人から依頼を受けて文書を作る」というのが行政書士業務のベースですから、

契約書の作成

は、割と多いご相談・ご依頼ではあります。

 

ではあるのですが、このお仕事、実は結構大変。

世の中には「契約書の作り方の本」とか「すぐに使える契約書のひな形」というようなものがたくさんあります。

私も、この手の本は一時期たくさん購入しましたし、ひな形もたくさん持っています。

 

でも、これらの本やひな形は、あくまで参考情報で、「左から仕入れたものを右にそのまま売り渡す」というものではありません。

まあ、お客様ご自身がそれを望む場合は、そういうことをしないでもないですが・・・。

基本的には、ご依頼があるごとに、そのお客様のためにオーダーメイドをします。

 

なぜなら、ご依頼人はみーんな、

・業界が違う

・商品・サービスが違う

・コンプライアンス意識が違う

・取引先との強弱関係が違う

・守りたいものが違う

・やりたいことが違う

からです。

 

「契約書のひな形」なんてものは、「今の世の中の普通の取引って言ったら、こんな感じだから、こういう内容ならだいたい大丈夫だよね」というものでしかなく、何もかもが違うご依頼人それぞれにフィットするような「ひな形」は、その辺には売っていません。

 

簡単な「商品売買契約書」だって、

「裏切ったらボコボコにしてやりたい」という動機で作られたものと、

「末永く取引を続けていきたい」という動機で作られたものは、

まったく違うものにならないとおかしいでしょ?

 

たまに、「安くで作ってほしい」という方がいらっしゃいますが、そういう方には、

「最近の契約書の本は、購入特典でひな形がダウンロードできますから、それだと数千円くらいでできますよ」

とアドバイスします。

だって、その方は「安くで契約書を手に入れたい」という動機で契約書をお作りになるのだから。

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