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行政書士=”士業者コーディネーター”

 2017/01/30 とある行政書士の日常ブログ 行政書士について この記事は約 3 分で読めます。 2,287 Views
専門家集団

 日本にはたくさんの「士業」があります。

 弁護士、司法書士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁理士、・・・・・。

 私たち「行政書士」もその一角を成す者です。

 

 士業者は皆、「勉強して試験を受けて合格をして」というプロセスを経て法律の専門家になっています(一部例外アリ)が、その名前の通り、それぞれに専門性があって、得意不得意があります。

 士業に詳しい方なんてほとんどいらっしゃいませんから、「誰が何の仕事をしているの?」と思われるのが普通ですね。

 

 「弁護士さんは、裁判する人?」

 「税理士さんは、税金の計算する人?」

 「司法書士さんは、登記する人?」

 「社会保険労務士さんは、社会保険の人?」

 「中小企業診断士さんは、中小企業の?診断?する人?」

 「弁理士さんは、特許とる人?」

 

 こんな感じではないでしょうか?

 どの士業も、「何かわからないけど、何かの専門家なんでしょ?」というイメージではないでしょうか。

 

 行政書士なんて、その際たるもので、

 

 「書士って何する人?行政の書士ってこと?じゃあ司法の書士って何?何が違うの?」

 

 自己紹介すると、だいたいこんなやり取りになります。

 

 ですから、行政書士である私にご相談下さる皆様も、

 「とりあえず、鳥本さんに聞いてみよう。」

 という方がほとんどです。

 

 ある日のご相談。

 「相続のことで相談したいことが・・・・」と、おっしゃるAさん。

 実際にお会いしまして、お話をお聞きすればするほどに、相続税のご心配だったんですね。

 Aさんのケースの場合、相続税の試算が必要になりましたので、税理士の先生のお力を借りる必要が出てきました。

 もちろん、信頼できる税理士の先生をご紹介させて頂きました。

 

 別のある日のご相談。

 「離婚のことで相談したいことが・・・・」と、おっしゃるBさん。

 お会いしてお話をお聞きすると、離婚の原因は借金ということで、これをなんとかならないか、というお話。

 Bさんのケースの場合、いわゆる「債務整理」とか、「自己破産」とか、「個人再生」とか、そういった類のご支援が必要ということで、その分野がご専門の司法書士の先生をご紹介させて頂きました。

 

 「私が直接お力になれないご相談もありますが、せっかく私を信じて、頼って来て下さっているのですから、できる限りのことはさせて頂きます。」

 

 というやり取りに、自然となってしまうのです。

 私だけかも?

 だとしたら、私は「士業コーディネーター」です。

 何でもお気軽にご相談下さい。

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