消防検査のときに気をつけたいこと その4「警戒区域図」
今日の話題は、民泊やホテル・旅館の手続きで、避けては通れない「消防検査」のあるある話、中でも
「警戒区域図」
についてのお話です。
「警戒区域図」について説明するには・・・・・前回のお話をおさらいする必要があります。
大きな建物では、どこで火災が発生しているのかわからない。
火災発生場所を知るには、「火災受信所」に設置されている「受信機」を見ればいい。
「受信機」を見れば、火災発生場所を光で示してくれる。
ということでした。
こんな感じで知らせてくれます。
ただ・・・・これを見て疑問に思いませんか?
2Fというランプが3つあって、その内2つが光っている。これで火災発生場所が分かるのか?
仰るとおりです。これだけではわかりません。
このランプの点灯箇所と、
必ず受信機と一緒に設置されている(はず)の「警戒区域図」
を照らし合わせることで、正確な火災発生場所がわかります。
こういう感じのものです。
というわけで、火災受信所(受信機)には、警戒区域図が設置されていなければなりません。
これも時々なくなってしまっているんですよね