酒類販売業の免許の話 その4 酒類販売免許を取った後にやらないといけないこと(1)記帳と報告
酒類販売業の免許を取って、さあやっと商売が始められる!・・・・なんですが、
商売を始めるにあたり、やらないといけないことがあるので、その点の理解と準備をお願いします。
今日は、やらないといけないこと、その1「記帳と報告」です。
酒類販売業者は、酒類の仕入れ、販売について、次の事項を帳簿に記録しなければいけません。
※仕入れ、販売、共に酒類の区分及び種別ごとに記録します。
①仕入れ
・ 仕入数量
・ 仕入価格
・ 仕入年月日
・ 仕入先の住所及び氏名又は名称
②販売
・ 販売数量
・ 販売価格
・ 販売年月日
・ 販売先の住所及び氏名又は名称
※小売業の場合は、販売のみ「一括記帳」という特例(ある程度まとめて書いていい)があります。
※小売業の場合は、販売先の住所及び氏名又は名称を省略することができます。
特に様式は定められていませんので、やりやすい方法で記録して下さい。
そして、年に1回、税務署に「酒類の販売数量等報告書」を提出しなければなりません。
記帳をしておかないと、報告の時に困ってしまうことになりますから、日々きちんと記録しておきましょう。