パチンコ屋さん時代の思い出 その23
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話的なことを書くコーナーです。
今日のテーマは、先週に引き続き「キャリアについて」です。前回はこちら→■
キャリアを見誤ってしまい、社内にも社外にも居場所がなくなった私。
そこへ救いの手(?)が。
「部長、会社辞めるってよ」
上司で、本社に詰めて会社全体を統括していた、「非役員」の従業員の頂点だった部長が退職の意向をお示しになったとのこと。
さすがにこの役割を担う人が空席なのはまずいということで・・・・・
たまたま、
それなりの社歴があって会社のことをそれなりにわかっていて、
ぱちんこ店営業の経験があって(秀でていなくてもいい)、
ぱちんこ店営業以外の能力というか、素養というか、営業以外のこともできる
人が私しかいなかったので、私がやることになりました。
そこから10年弱くらい、15店舗ほどのパチンコ店運営会社の本部付の部長さんをさせて頂きました。
私のプロフィールのページに書いたような、とてもいい経験ができました。
結果、それまでの私にとって、最も大きなキャリアになりました。
この5年がなかったら、今の「行政書士」という職業は選んでいなかったし、うまくいくこともなかったでしょう。
逆に言うと、ぱちんこ店運営会社において、「スタッフ」としてのキャリアや、「店舗責任者」としてのキャリアは、
パチンコ業界の中でないと活かしにくい、つぶしの効かないキャリア
だと思います。
まあ、活かしている人もいるんでしょうけれど、おそらくはかなり稀有な存在だと思います。
というわけで、若い方へ。
「たまには自分のキャリアについて考えてみてほしい。」
あまり賢くないおじさんのアドバイスでした。