酒類販売業の免許の話 その5 酒類販売免許を取った後にやらないといけないこと(2)社会的要請への対応
酒類販売業の免許を取って、さあやっと商売が始められる!・・・・なんですが、
商売を始めるにあたり、やらないといけないことがあるので、その点の理解と準備をお願いします。
今日は、やらないといけないこと、その2「社会的要請への対応」です。
酒類販売業者には、酒税法、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律以外にも、様々な社会的要請に対し適正かつ確実な対応が求められています。
1.未成年者の飲酒防止
当たり前と言えば当たり前ですが、未成年者の飲酒を防止するため、成人であることを確認した上で酒類を販売してください。
場合によっては、酒販免許を取り消される可能性もあります。十分注意して下さい。
2.公正な取引の確保
これは何かと言いますと・・・・・ちょっと難しいので、誤解を恐れず大事なことだけ、ものすごく簡単に言いますと、
「儲けが出なくなるような、アホみたいな安売りはするな」
ということです。
お酒という商品の特性上、大安売りが世の中に及ぼす悪影響が簡単に予想できます。
また、国にとって、お酒の産業を健全に育てることは、税金の面でとても重要なことです。
めちゃくちゃ簡単に言うと、こんな感じです。
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3.酒類容器のリサイクルの推進
お酒は液体ですから、何かの容器に入れないと売れませんよね。
容器に入ったお酒が販売され、消費されても、容器だけが残る。
多くの場合、ゴミになってしまう。
これは、ゴミが増えるという意味でも、資源の再利用という意味でも問題です。
お酒の容器を回収する取り組みに、できる形で協力しなければなりません。
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