パチンコパチスロの雑学 「ゴト」について その2
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、パチンコやパチスロに関する「へぇー」と言えるような言えないような、明日から役に立つような立たないような、人に自慢できるようなできないような、そんな素敵なトリビアをご提供するコーナーです。
しばらくの間のテーマは「ゴト」です。
前回ご説明しましたが、「ゴト」とはパチンコやパチスロで不正な手段で出玉(メダル)を獲得する行為のことを言います。(「ゴト行為」という言い方もします。)
また、ゴトをする人たちのことを「ゴト師」と言います。
前回は「磁石ゴト」というシンプルな不正手段をご紹介しましたが、今回は手段についてもう少し横に広げていこうと思います。
■油玉
言葉のイメージそのまんまでして、パチンコ玉に油を塗って打つというものです。
油を塗る目的は、玉の滑りをよくすることです。
玉の滑りが良くなると、
①玉が釘に当たったときに跳ねにくくなる=2本の釘の間に入りやすくなる。
②プラスチック製の玉の通路を通る玉のスピードが速くなる。
という効果を得られます。
例え話には、前回同様「ミサイル」に登場してもらいますが、
玉の滑りを良くすると、①に入る率が何倍も上がるので、②に入るチャンスが大きくなり、大当りしやすくなる=投資を少なくできる。
という狙いになります。
玉に塗る油については、いろいろ説があるのですが、「とあるハンドクリームだと痕跡が残りにくい」とか「エンジンオイルが一番滑りが良くなる」など、様々です。
どんなパチンコ台でもこの手口で儲かる、ということではありません。
有効な台とそうでない台があります。
ここにさえ入れば大当り!という台に有効です。
ここに入ったら1/XXXの確率で大当たり!という台にはあまり効果がありません。
最近だったら「スーパーコンビ7500」かな?
油をどうやってお店に持ち込むか、どうやって玉に塗るのか、細かい手口はよくわかりません。。
個人的には「香水入れみたいなものに入れて、玉に吹きかける説」を推していますが、目撃したわけではありません。
今日のところは以上です。
次回もゴトの手口の説明です。
「磁石」→「油玉」→「???」
だんだんレベルアップ(?)していく予定なので、お楽しみに!