パチンコ屋さん時代の思い出 番外編「パチンコ関係の情報収集媒体について」
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話的なことを書くコーナー
なんですが、1か月ほどブログの更新を止めていたので、いろいろ忘れてしまっています。
釘調整の話をしていたと思うのですが、書くべきことのボリュームが大きすぎて今は無理そう。。。
ということで、とりあえずライトなネタでお茶を濁します。
パチンコ業界を離れている今、業界の情報をどのように得ているか?という話をしようと思います。
主に3つです。
1.お付き合いのある「パチンコ店の周辺業者さん」から話を聞く。
パチンコの専用設備屋さん、パチンコ台やスロット台の販売業者さん、お掃除屋さんなど。
いろいろなお店に出入りをしている方たちなので、結構生々しいお話が聞けたりします。
あと、いまだに(もうお客さんではなくなってしまったのに)無料のセミナーに参加しませんか?と誘って頂ける。
これはかなりありがたくてですね、パチンコ業界の全国平均の「数字」を知ることができる。
(あくまで全国平均ですが、平均稼働率とか、平均売上とか、平均利益率とか、そういうものです。)
こういう数字は、業界を離れてしまうとなかなか得難いものです。
2.業界紙
業界にいた頃は、業界紙は発行元から無料で送られてきましたので、苦労することなく読めました。
しかも何誌も。
今考えたらありがたい話です。何も言わず、お金を払わずとも情報が送られてくるわけですから。
今は、わざわざお金を払って業界紙を買っています。
高いので、何誌もは買えません。
これ!と決めた一誌だけです。
業界の人なら大体知ってる、月刊「プレイグラフ」。
まあ、昔ほどいい情報は載ってないけどね。
ちなみに1冊3000円です。
3.業界団体が発行している図書
風適法を網羅的に細かく解説している本はあっても、ぱちんこ営業にしか関係しない「規則改正」や「通達」、当局と業界団体の間でなされた「合意」まで網羅している本はなかなかない。
こういった内容の本は、業界の中の人が書いているものでないと、見つけることができないので、業界団体に直接連絡して購入しています。
「風営適正化法令におけるぱちんこ営業運用上のQ&A」
余暇進(=「よかしん」一般社団法人 余暇環境整備推進協議会)が発行している、「業界のことをまだよく知らない業界新人のレベルに合わせて書かれている、業界のルールブック」的なもの。
これまでに出された重要通達や業界団体の内規的なものにまで触れていて、資料としては大変価値が高いものです。
とまあ、こんな感じです。