最近買った本。
基本的に何でも屋である私は、「日ごろから守備範囲を広く構える必要」があります。
ところが、私の脳みそはそれほど優秀ではなく、「何を聞かれてもすぐに答えられる」辞書のような頭脳は持ち合わせておりません。
よって、いろいろな「物」でカバーしていくしかないわけです。
今はインターネットという便利なものがありますし、クラウドを使えば無限に情報をストックすることができる。
ただ・・・・
ストックした情報をいかにスムーズに取り出せるか、となると、私としては「本」という形態はとても情報を取り出しやすい道具だと考えておりまして。
よって、すぐ必要ではなくても、なんとなくピンと来た本は買っておくようにしています。
そのような経緯で今回買った本がこちらです。
「第2版 Q&A 弁護士、社労士、税理士が書いた労働事件と労働保険、社会保険、税金」
個人的感想「和解条項例が一番欲しい部分だったのに、わずか19ページしかなかった。敗北。」
労働法務を今から勉強したいわ、という人向け。網羅的。
総務を初めて経験する人とかにはいいかも。専門家向けではないと思いました。
プロが「う~ん、なるほど~」と唸る本ではないですね。
もう一冊。
「地下アイドルの法律相談」
個人的感想(長い)
正直「挿絵を描いているのが、私の大好きな西島大介だったから買った」のですが、内容はかなり専門的。
そりゃ、これだけ地下アイドルに特化して書いてあれば、そうなる。
地下アイドルだけでなく、芸能関係を目指す人に共通することを扱っているのだと思います。
あと、(別に地下アイドルがそうだと言うつもりはありませんが)活字を読みなれない人向けなのか、一般の方が見慣れないであろう漢字には徹底してルビが打ってある。
そういう意味では、非常に需要を意識した本になっているなぁと感心するし、芸能を目指す人、その周辺の人、ファンも含めて読むのはいいかも。
専門家が法的な知識を得る目的で読む本ではないけど、芸能の世界ってこういうことがあるのか、ということを知りたいならいいかもしれません。
今のところ、芸能関係の相談のご縁は微塵も感じていませんので、この本が役に立つことはなさそうです。