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大きな会社も小さな会社も長時間労働の問題ばかり目立つ今日この頃です。

 2017/01/23 労務管理News この記事は約 2 分で読めます。 3,246 Views
長時間労働、休みなし、残業未払いで会社に拘束される従業員達。。。

エステサロン経営の某社

 エステサロン「****」を全国展開する「****」の東京都内の2店舗に対し、労働基準監督署が昨年8月と11月に労働基準法違反で是正勧告を出した。

 2店舗の女性従業員ら4人が、厚生労働省で記者会見して明らかにした。

 違反の内容は、

  • 割増賃金の未払い
  • 36協定(時間外労働をさせるために不可欠な労使協定)の未締結
  • 十分な休憩を与えなかった

で、その結果、女性従業員らはうつ病や自律神経失調症を発症し、休職や退職を余儀なくされるなどしたとのこと。

 

関西電力

 原子力規制委員会の審査対応をしていた関西電力の課長職の男性が過労自殺した問題で、敦賀労働基準監督署が全管理職の労働時間を適切に把握するよう求める指導票を交付していた。

 高浜1、2号機は2016年7月7日までに審査を終えなければ廃炉が濃厚で、男性はその対応のため月100時間を超える繁忙状態が続いていたという。

 

北海道電力

 北海道電力は、労働基準監督署から労働基準法に違反する長時間労働があったとして是正勧告を受けた。

 泊原子力発電所の再稼働を巡る新規制基準審査に関わる部署などに所属する従業員の一部に、過重な時間外労働が認められた。

 2016年11月、労基署の臨時検査が北海道電力本店に入り、対象部署の25人が1カ月80時間を超える時間外労働をしていたことがわかった。

 

三菱電機

 三菱電機が社員に労使協定を超える違法な長時間労働をさせたとして、労働基準監督署は2016年1月11日、労働基準法違反容疑で法人としての同社と、社員の労務管理をしていた当時の上司の男性1人を横浜地検に書類送検した。

 この社員は月100時間を超える残業をさせられ、精神障害を発症しており、労働基準監督署はこれを労災認定し、違法な長時間労働の容疑で捜査を進めていた。

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