民泊に関する数字のお話を超簡単に解説①

ご注意:「超簡単」にこだわったので、表現に厳密性を欠いているおそれがあります。
25㎡
大阪市での特区民泊における、民泊施設の最低床面積。
壁芯寸法で計算します。(後述)
- 寝室
- リビング
- 浴室
- トイレ
- 洗面
などの生活に必須の部分を含むことはもちろん、
- 専用の玄関
- 専用の廊下
- クローゼットや押入れ
も含みますが、
- ベランダ
- PS(パイプスペース)
- MB(メーターボックス)
は含みません。
ちなみに、大阪府での特区民泊の最低床面積は、
- 定員8名以上の場合は、同じく25㎡
- 定員8名未満の場合は、定員1名あたり3.3㎡(ただし測定方法は内法で、押入れや床の間は含まない。)
となります。
補足:「壁芯」「内法」
内法は、壁の表面から壁の表面の距離を元に、床面積を計算する方法を指します。
普通の人が、普通に床面積を計算しようと思うと、内法を想起するはず。
壁芯は、壁の中心から壁の中心の距離を元に、床面積を計算する方法を指します。
壁芯で計算した床面積は、壁の中を含んだ面積ということになります。
まあ、「壁の中心ってどうやったらわかるの?」という疑問が生じるのは当然だと思います。
測り方を工夫すれば測れる方法もありますし、建物や部屋の構造によっては測りようのない場合もあります。