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民泊の手続きで直面する消防分野の専門用語を超簡単に解説②

消防水利

ご注意:「超簡単」にこだわったので、表現に厳密性を欠いているおそれがあります。
(正しい知識を得たい方は、消防署、消防設備業者、消防設備士など、ちゃんとしたところにお尋ねください。)

 

誘導灯(ゆうどうとう)
皆さん見たことがあるであろう、緑のコレ。蛍光灯で光るタイプは旧式。輝度基準が変わったので、旧式はLEDタイプに交換しないといけない。

誘導灯

 

矢印付き(やじるしつき)
避難口誘導灯(緑地に白)や通路誘導灯(白地に緑)で、逃げる方向を示す矢印のついたもの。
矢印なしのものは避難口の真上等に取り付けて「ココに逃げて!」というふうにするものだけど、建物の形や天井の形状などが原因で、避難口の真上に設置すると「逃げる人から見えない」場合がある。そういうケースの時に登場します。

矢印付き誘導灯

 

内栓・屋内栓(ないせん・おくないせん)
屋内消火栓のこと。建物に備えてあるポンプで消火用水を送り出す設備。
スプリンクラーと共に民泊を始める時の障害になる問題児その2。消防との事前相談で「屋内栓要りますね」と言われたら、だいたい死にます。パッケージ型で許してもらえませんかね?

消火栓とPとB

(写真の下の部分、引いたら開きそうな部分が屋内栓。上のボタンや赤く光る部分は発信器、地区音響装置。)

 

防管(ぼうかん)
防火管理者のこと。
民泊の関係だと、建物全体(=民泊部分ではなく)の定員が30人以上になると、有資格者を防火管理者に選任しなければならなくなります。
ちなみに私は甲種防火管理者を持っています。

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