民泊の手続きで直面する消防分野の専門用語を超簡単に解説①
ご注意:「超簡単」にこだわったので、表現に厳密性を欠いているおそれがあります。
(正しい知識を得たい方は、消防署、消防設備業者、消防設備士など、ちゃんとしたところにお尋ねください。)
自火報・火報(じかほう・かほう)
自動火災報知設備のこと。
主に、火災を感知する感知器、手動で火災を知らせる発信器(俗に「押し釦」とも)、火災をけたたましい音で知らせる地区音響装置、火災情報を総括して機器類に命令を出す受信機などで構成される、一体的な設備を指す。
連送(れんそう)
連結送水管のこと。
背の高い建物は地面から放水しても水が届かないので、あらかじめ建物内に専用の配管を設置して、火災の時にポンプ車などがその配管を使って高層階に消火用水を送るための設備。点検費用が高い。
耐圧試験(たいあつしけん)
連結送水管に水を送り込んだ時に、水圧に耐えられるか確認する試験。連送の点検費用が高いのはこれが原因。ポンプ車持ってこなあかんらしい。
SP(エスピー)
スプリンクラーのこと。火事になったら自動的に天井から水を撒いて火を消す設備。
設置費用がアホみたいに高い。
費用だけでなく、水のタンクやポンプを置く場所の問題もあり、民泊でこれが問題になると、事業実現は困難を極めることになる。