事業再構築補助金の対象となる「事業再構築」って何？①

今年注目の補助金「事業再構築補助金」ですが、大まかな情報は公開されているものの、なかなか細かい内容がオープンにされていませんでした。

先日ようやく補助金の対象となる「事業再構築」について、指針が公開されましたので、例のごとく

「超簡単に」

説明しようと思います。

ご注意：「超簡単」にこだわったので、表現に厳密性を欠いているおそれがあります。

まずは簡単な「事業転換」と「業種転換」から。

新しい商売を始めよう、という感じです。
ものすごく簡単にポイントを言うと、

①これまでやっていなかった業種や事業にチャレンジ！
②これまで製造・販売・提供してきた商品やサービスとは違うものにチャレンジ！
③これまでの市場とは違う市場にチャレンジ！
④３～５年後には新しくチャレンジした事業が自社の柱になっている（＝自社で一番多い売上を上げる部門になっている）計画であること

この４つをすべて満たすチャレンジを応援しますよ、ということです。

個人的には④が一番大事なポイントだと思います。
これは「これまでやってきた事業には見切りをつけて、新しいものを頑張る」というようなイメージです。
または「副業的な事業のために補助をするわけではない」という言い方ができるかもしれません。

次に「新分野展開」です。

これも、簡単にポイントを言うと、

①これまでやってきた業種や事業をキープ！
②これまで製造・販売・提供してきた商品やサービスとは違うものにチャレンジ！
③これまでの市場とは違う市場にチャレンジ！
④３～５年後には新製品・商品・サービスが自社商品の柱になっている（＝自社全体の売上構成比１０％以上になっている）計画であること

この４つをすべて満たすチャレンジを応援しますよ、ということです。
単なる「新商品の開発」ではないのはお分かりでしょうか？
「新しい商品を新しい市場に向けて送り出さなければいけない」という点が重要なように思います。

長くなりそうなので、今日はここまで。

明日のブログで続きを書きます。