パチンコ屋さんのライバル その2
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話・・・・・・
ではなくて、パチンコ業界の未来を憂う的なことを書くコーナーです。
今日のテーマは、
「パチンコ屋さんのライバル」
の2回目です。
前回(こちら→■)、私は、パチンコやパチスロは
「時間消費型アミューズメント」
だと思います、と言いました。
では、「時間消費型アミューズメント」は、他にどんなものがあるでしょうか?
映画、カラオケ、USJ、ゴルフ、釣り、ボーリング、スポッチャ、挙げればきりがないんですが・・・
映画は、1800円とか1900円ですよね、だいたい2時間くらいですか?ということは1時間900円くらい。
カラオケは・・・お店によってかなり違いますけども、昼は1時間400円くらい、夜は900円くらいでしょうか?「フリータイム」みたいなプランもあるので、実際はもっと安いですね。
USJ(実は筆者は行ったことがないのでよくわかりませんが)は、入場料金で見ると9000円前後、皆さん6時間くらい滞在するんでしょうか?そうすると1時間あたり1500円くらいでしょうか?
ゴルフも・・・コースによって全然料金が違いますが・・・平日の庶民的なコースでどうでしょう全部入れて1万円くらいですか?5時間くらいですかね、とすると1時間2000円くらいですか。
こんな風に書いてみたんですけれど、じゃあ、パチンコはどうなんだ、ということですよね。
信頼できる筋からの情報で、私が得られる限り最新の情報で言いますと、
パチンコ1時間当たりの平均負け額は1300円弱、
パチスロ1時間当たりの平均負け額は700円強、
となっています。
パチンコやパチスロは誰が勝って誰が負けるか分からないし、勝つ人はお金を持って帰り、負ける人はお金を失うので、平均でしか見ることができません。
パチンコという遊びは、けして他の遊びと比べて安いものではないようです。
USJは、きっと、皆さん「高いけど面白いから何回でも行く」んでしょう。
ゴルフもきっと同じです。
映画やカラオケは、「好きだから」というのもあるのでしょうが、面白さと料金のバランスが合っているんでしょうね。
まあ、カラオケの単価は下落傾向のように見えますが。
パチンコは・・・・どうかな?
1時間1300円取るだけの面白さ?を提供できているのかな?