パチンコパチスロの雑学 その1 「パチンコ玉の規格」
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話的なことを書くコーナー
・・・・は既にいくつも作っているのですが、いざ書き始めると、いまひとつタイトルと書きたい内容が合致しないので、またまたシリーズを一つ増やしてしまいます。
このシリーズでは、タイトル通り、パチンコやパチスロに関する「へぇー」と言えるような言えないような、明日から役に立つような立たないような、人に自慢できるようなできないような、そんな素敵なトリビアをご提供したいと思います。
記念すべき1回目の話題は、「パチンコ玉の規格」です。
実は、
パチンコ玉は、大きさ、重さ、材質などの規格が法令で定められている
って知ってました?
昭和六十年国家公安委員会規則第四号
遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号)第二十条第二項、第三項、第五項及び第十一項の規定に基づき、遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則を次のように定める。
(略)
(遊技機の型式に関する技術上の規格)
第六条 法第二十条第三項の遊技機の型式に関する技術上の規格は、(略)次の各号に掲げる遊技機の種類に応じ、それぞれ当該各号に掲げる表に定めるとおりとする。
一 ぱちんこ遊技機 別表第四
(略)
別表第4 ぱちんこ遊技機に係る技術上の規格(第6条関係)
(2) 構造に関する規格
ロ 遊技球の構造に関する規格は、次のとおりとする。
(イ) 遊技球には、直径11mmの玉を用いること。
(ロ) 遊技球には、5.4g以上5.7g以下の質量の玉を用いること。
というわけで、パチンコ屋さんで使っているパチンコ玉は、どのお店でも同じ大きさ、同じ重さです。
(材質は若干違うかもしれません。)
はい、皆様のお役に立てましたでしょうか?
ちなみに、同じ玉を長期間使い続けると、当然ですが、削れてわずかに小さくなっていきますので、穴に入りやすくなります。
歴史のありそうなお店に行くといいでしょう。(←これは嘘です。)