パチンコ屋さん時代の思い出 その7
元パチンコ店員、元パチンコ店店長、元パチンコ店運営会社の部長という経歴の行政書士である私が、気が向いたときにパチンコ店の裏話的なことを書くコーナーです。
思い出・・・・というのはどうかと思うのですが・・・・
パチンコホールの現場で十数年を過ごしましたが、昔は暴力事案が多かったです。
最近はそうでもない、と信じたいですが。
私自身、被害者になったのは2回です。(だったと思います。もうちょっとあったか?)
1回目、トラブルの経緯はこちら側のミス。
これに腹を立てた気性の荒いお客さん(まあ、暴力を振るった時点で客ではないのですが)が、対応にあたっていた私ともう一人を頭突きして腹を殴りました。
2回目はルール違反者でした。
パチスロのお客さんで、閉店のお知らせをしても遊技をやめてもらえなかったので、メダル投入口を手で塞いだらパンチされました。
まあ、暴力を振るわれても所詮は素人の拳ですから、変な所に当たらなければどうということはないのです。
(頭突きはダメ、あれは素人でも十分凶器になる。怖い。)
怖いのは、暴力を振るわれたことに対する「怒りの気持ちが込み上げてくること」です。
これを抑えられないと、ケンカになります。
一方的な被害者ではなくなります。
だから、常日頃から「理由を問わず、殴られても殴り返してはいけない」と指導されていましたね。
懐かしいです。
正直、私が直接的に関わった暴力事案なんてかわいいものでした。
ケガらしいケガをしていませんし。
そういう意味では運が良かったと思います。