先日、街中で見たもの。
先日、大阪市内の某所で見つけました。
1階が飲食店の4階建ての建物。
不釣り合い、というか、あんまり見たことのない、何の意味があるのかよくわからない、長い棒状のもの。
私は見た瞬間、ティン!と来ました。
「これ、上が民泊なんじゃないかな?」
探してみると、「ゲストハウス***」という看板が。やっぱり。
これが何かといいますと、
「収納式固定避難はしご」
というものでして。
通常時は棒状のものですが、緊急時には「ガシャッ」と開いて、はしごになりまして、これを使って逃げて下さい、というものです。
それほど大きな建物ではないところから推察するに・・・・
旅館業の許可をとる時のベッドプランが、消防法令の
3階以上の階のうち、当該階から避難階又は地上に直通する階段が2以上設けられていない階で、収容人数が10人以上の場合に避難器具が必要
というのに該当してしまったんだろうな、と。
で、後付け的に設置できそうな避難器具がこれだったんだろうな、と。
階毎の定員を9までに留めれば必要なかったんですけどね。
どうしても定員を10人以上にしたかったのかしら?
民泊を計画する上で、消防設備に要する費用は高額になる傾向にあります。
ベッドプランによってこれを多少調整することが可能ですので、ご相談頂ければと思います。