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働き方改革会議、残業限度を「年間720時間まで」2019年度施行目指す

 2017/02/03 労務管理News この記事は約 2 分で読めます。 2,989 Views
労働時間の問題

 とうとう「残業時間の60時間制限」にむけて、具体的なお話が出てきました。

 

 昨日行われた「働き方改革実現会議」で、長時間労働に向けた議論がスタート。

  • 残業上限を月平均60時間、年間計720時間までとする政府案
  • 繁忙期に考慮して、「単月100時間まで」「2ヶ月平均で80時間まで」という例外ルール

 方向性としては、このような形で進めていくようです。

 

 これまでは、企業が不利になる大きな変更については、中小企業に配慮して、「中小企業は時間をあげるから何とか付いて来てね」という意味の中小企業免除措置があったのですが、今回はどうでしょう?

 今回の変更には、「人の生命を守る」という何物にも代えがたい価値観、目的から来ているので、「中小企業はいいよ」と言ってくれるかどうか・・・・。

 

 長時間残業が「当たり前」になっている中小企業が、2年で労働時間を短縮できるのか、なかなか難しいところがあると思います。

 (やらなければいけないのですが。)

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